放課後等デイサービスの
正社員って実際どんな働き方?
運動療育型の働き方も知りたいな!
本日はこのような質問にお答えします。
本記事のテーマ
運動療育型放課後等デイサービス
正社員での働き方のリアルな体験談
実際に勤めている職員の本音を知ることで、
こどもと関わる仕事探しの参考にしてみてくださいね!
■この記事を書いた人
◇療育系保育士
◇預かり型放デイから運動型に転職
◇当ブログの管理人
では本題に入ります。
目次をご覧になりたい場合は
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目次
放課後等デイサービス(放デイ)正社員の業務内容
放課後等デイサービス正社員の
業務内容について順に解説します。
放課後等デイサービス(放デイ)とは?
放デイは簡単に言うと
発達等の障がいのある小学生~高校生が
通う施設になります。
児童発達支援も行っている施設では
未就学児~年長さんも預かることができます。
定員は10名程度となっています。
放デイにはいくつか種類があります。
■放デイの種類
①預かり型
長時間の預かりをメインに集団活動を行います。
②運動指導型
運動活動をメインにこどもの体幹等を養います。
③学習支援型
学習活動をメインにこどもの勉学を養います。
僕が勤めていた施設は「運動指導型」になります。
■yamaの運動指導型放デイの特徴
その①:小集団クラス制
1クラス1時間程度で3~5名を
1日4クラス程度運営していました。
その②:運動指導に完全特化
運動教室の習い事に近い感覚。
跳び箱、鉄棒など小学校体育種目も
積極的に取り入れていました。
※全ての運動指導型放デイの
プログラム内容が同じではないので
注意してくださいね。
放デイ正社員に必要な資格とは?
放デイで正社員として働くには
「保育士資格」は必須ではありません。
「児童指導員」の任用資格をお持ちであれば
正社員として働くことが可能です。
就職時に採用されやすい「資格」をまとめますね。
・児童指導員(児童指導員資格の解説)
・保育士(保育士資格の解説)
・児童発達支援管理責任者
※各資格の取得方法はリンクからご確認ください
※無資格でも働くことは可能ですが、
ただし求人は少なくなります。
なお運動指導型において運動に関する
専門的な資格は特に必須ではないですが、
持っていると待遇がよくなることもあります。
放デイ正社員の業務内容
主な放デイ正社員の業務内容は以下の通りです。
■放デイ正社員の主な業務
①こどもの情報共有
日々の活動を通じての
お子様の情報共有を職員同士で行います
②送迎業務(※施設毎に異なります)
この時は送迎サービスがなかったです
③サービス提供準備
運動メニューを考えたり、
準備物が必要な場合は制作します
④サービス提供(こどもの支援活動)
実際に子どもたちと一緒に運動をします。
配慮が必要なお子様への対応なども必要です。
⑤数値報告等事務作業
利用数の管理や実績記録表の作成など
事務作業を行います
⑥清掃業務
翌日以降も清潔・安全に使用するために
清掃や消毒作業を行います
※以下は児童発達支援管理責任者のみ追加。
⑦個別支援計画の作成
こどもたちの個別に必要な支援計画を立てる
⑧モニタリング表の作成
支援目標に対しての経過観察をチェック
⑨担当者会議
子どもたちに関わる学校や施設
保護者が集まって話し合う場を設ける
基本的に残業はほとんどしないで
帰宅することができていました!
放課後等デイサービス(放デイ)正社員の良いところ /大変なところ
放デイ正社員のいい所だなと
思う所をまとめました。
放課後等デイサービス(放デイ)正社員の良いところ
①こどもとの関わりにやりがいを感じる
放デイでは発達が気になるこどもが通っています。
通常の子育て支援よりも難しい分、
こどもとの信頼関係構築にやりがいを感じます...!
特に運動指導ではできなかったことが
できるようになる瞬間を見るのがたまらなく
楽しかったです!
②保育士資格を持たなくても正社員として働ける
習い事教室以外のこどもと関わる仕事考えた時に
保育士資格が必要になる印象でしたが
「児童指導員」という任用資格や
資格が無くても正社員で働くことができます!
③少人数でのチームワークが得意な人にはピッタリ
放デイは国のルールで利用児童の定員が
最大でも15名と決まっている為、
1施設に指導員が大体3~6名体制で仕事をします。
大人数での連携やコミュニケーションが
あまり得意ではなかったので僕には合っていました。
続いて大変なところもお伝えしますね。
放課後等デイサービス(放デイ)正社員の大変なところ
①施設の売り上げが安定するまでが大変
福祉施設といえど売り上げが無ければ、
こどもたちの居場所も無くなってしまいます。
すべての施設ではないですが
特に売り上げがあまりない施設や
オープンして間もない施設では
営業活動の業務も追加して取り組むこともあります。
②管理者と意見がぶつかる
子どもへの支援方法を巡って管理者と
意見が異なる時もありました。
その都度何度も話し合いを重ねて
より良い形にはできましたが
大変な部分でもありました。
放課後等デイサービス(放デイ)正社員の収入事情
放デイで正社員をしているときの
収入を赤裸々にまとめて公開します。
≪収入≫
勤務時間:8時間勤務(残業ほぼなし)
稼働日数:月約21~22日前後稼働
給料:23万(総支給額)
ボーナス:1万~10万(年2回)
高収入とは言えないですが
自分一人生活するなら十分生きていけます。
贅沢な暮らしはなるべくしないようにすると
毎月大体5万くらいは貯蓄できていました。
放課後等デイサービス(放デイ)正社員の収入アップの方法
放デイ正社員のポジションで
収入を上げる方法は大きく2つです。
①保育士等の資格を取得する
保育士資格を取得すると
「資格手当」がついて固定給を上げてもらえました。
②実績をつけて同業界での転職時に交渉をする
同じ施設に居続けていても、
1年で数千円ずつしか増えませんが
実績を付けて同業界での転職をすると
転職時の交渉次第では1年でも数万円UPが可能!
≪保育士資格取得方法の記事を読む
放課後等デイサービス(放デイ)正社員の求人を探す方法
放デイ正社員の働き方はいかがだったでしょうか...?
感想を個人的にはこのような形でまとめました。
■放デイ正社員の働き方
保育士資格が無くても働くことが可能で、
発達が気になるこどもと関わることで
実践的な子育てスキルや
コミュニケーションスキルを
上げることができる最高の環境
このような働き方に興味がある人に向けて
放デイの求人の探し方をまとめます。
僕自身が活用していた無料で使える
転職サイト/エージェントを紹介します。
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