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【実体験エピソード3選】保育士が感じる職場での人間関係の悩みと解決方法

保育士を辞めたい理由ランキング上位に
「職場の人間関係の不満」というのがあります。

せっかく大好きなこどもと関わる仕事でも
職場での人間関係が上手く築けないと
辛い仕事になっていきますよね。

僕自身も療育現場の保育士として現役で働いており
また転職経験もあるので様々な同僚と関わりながら
職場が楽しくなるように工夫してきたことがあります。

この記事を書いた人

≪この記事に関する経歴≫
・20代療育保育士
・転職経験2回あり
・こども好きのキャリアを発信

なので今回は人間関係に悩む保育士へ向けた
僕なりのメッセージをお伝えします。
※保育士でなくてもこどもと関わる仕事の方には
当てはまることも多くあるかと思います。

では見ていきましょう。

人間関係に悩む保育士に知ってほしいマインドセット

人間関係に悩む保育士に向けて知ってほしい
3つのマインドセット(考え方)をお伝えします。

3つのマインドセット
・その①:人間関係のトラブルは当たり前
職場では家族くらい長い時間を共に過ごします。
家族と過ごしていて一つもトラブルがなかった人は
いないのではないでしょうか...?
むしろそういったトラブルから発生する困難を
一緒に乗り越えることで強い結束感が生まれます。
なので悲観的になりすぎず、どのようにして
乗り越えられるのか解決策に目を向けましょう。

・その②:良い人間関係の環境には運要素もある
学校のクラスメイトで例えると想像しやすいですが
クラスメイトを自分で選ぶことはできないですよね。
同じく会社でも同僚や上司を選ぶことはできないので
必ず運要素は一定あると思っています。
なので一緒に乗り越えていくのか転職するのか
自分の気持ちを見極めることが大切です。

・その③:人間関係の改善には自分から行動すべき
人間関係の改善には相手が動くことを待っていると
圧倒的に時間の無駄になります。
話しあう機会を自分から提案してみたり
転職活動をして離れるなど自分で動くことを
意識して行動する方が僕はおすすめです。

職場の人間関係を構築するには
リスペクトされる働き方が不可欠です

保育士は基本的にチームワークの仕事です。
悩む前に働き方の見直しもしてみてください。
周囲からリスペクトされる働き方ができていますか?

少し厳しい言葉に感じるかもしれませんが
僕自身も仕事が中途半端なのに同僚を不満に思う
今となっては反省している時期がありました。

”仕事できないのに不満は口にする”
→これはかなり悪影響を与えます。

人間関係にリスペクトの必要性をお伝えしました。
できている施設は人間関係も良好で仕事にも結果が出ます。

職場でリスペクトされる働き方2つ
その①:総合型
いわゆるオールラウンダーですね。
決して何かに長けているわけではないけれど
あらゆる仕事で80点を取り続ける働き方です。
自身の強みに気づけていない場合は
こちらの働き方を目指すと良いかもです。

その②:特化型
苦手な仕事では50点くらいの時もあるけれど
特定の仕事では100点を出せるタイプ働き方です。
得意の仕事で周りをカバーしていると
苦手な仕事ではフォローしてもらいやすくなります。
自分の強みがハッキリしている場合は
このような働き方でもアリだと思います。

ご自身や周りがどのような働き方で職場に
貢献できているか振り返ると
周囲への感謝にも気づけるかもしれません。

現役保育士の職場の人間関係のリアル
実体験エピソード3つ

実際に僕が人間関係で悩んだことで
どのように乗り越えてきたのか
エピソードで紹介します。

エピソード①:価値観が異なる同僚

■価値観が異なる同僚
どんなに良好な人間関係であっても
大事にしている価値観は違う時があります。
例えば僕がこどもに寄り添う支援をしていた時に
隣にいた同僚から厳しい声掛けがされることがあり
明らかに価値観が異なる対応を勝手にされたので
嫌な気持ちになることがありました。
ですがモノを売る営業の仕事では違って
保育士の仕事は1人で完結できませんし
周囲の協力が不可欠なのでかなり悩みました。

解決策:プロセスとゴールを共有した
「プロセス」と「ゴール」を伝え方に注意して共有。
下記に具体例を挙げます。
・現状の仮説:○○君には信頼できる大人が必要
・プロセス:指導員が寄り添う支援で関わりを増やす
・ゴール:大人を信頼してもいいと思えるようになる
これをあたかも「自分の考えが全て正しいです」と
伝えては協力してくれるものもできなくなります。
相手の考えていることも聞きつつ
共感出来たら協力をお願いしたいと
あくまで提案ベースで協力をお願いしました。
自分の考え方を共有する時には
支援内容がどちらが正しい・間違いではなく
現状のこどもにマッチするのか検討が必要です。

エピソード②:一方的な要求が多い上司・経営層

■一方的な要求が多い上司・経営層
自分がチームのために頑張っていたとしても
理不尽な上司や経営層とぶつかることがありました。
具体的には下記の内容です。
・人数が少ないのにヘルプ対応を求められる
・業務時間を考えていない業務命令など
・現場に出ないのに指摘だけ多い

解決策:視座を高くした
一度上司や経営者の目線に立って視座を上げました。
すると、理不尽と捉えていたものが意外と
「自分の力次第で何とかできるかもしれない」
このような柔軟な発想で考えることができました。
それでも不安に感じる時もあったので
「自分の力不足なので相談させてください」と
協力をお願いするようにしたところ
上司も解決策を考えてくれるようになりました。

エピソード③:モヤモヤするコミュニケーション

■モヤモヤするコミュニケーション
大きく爆発するほどではないけれど
小さなモヤモヤが積み重なる悩みがありました。
具体的には以下の内容です。
・指摘する時の言い方が嫌味っぽい人
・関係ない雑談で業務を止めてくる人
・プライドが高く自分の手柄にしたい人

解決策:正直ここに関しては模索中です。
ただし、取り組んできた工夫はあります。
自分も含めて人間完璧ではないので
仏の心をもって、相手の良い所に目を向けました。
するとポジティブ変換することができます。
・言いづらいことでもハッキリいえる人
・雑談でムードを作ってくれる人
・自信をもって仕事ができる人
しかし、自分に余裕があればできますが
余裕がなければイラっとする時もあります。
自分の心の余裕と相談して難しければ
心機一転、転職するのもアリだと思います。

どんな人間関係の悩みにしても
「○○さん○○なところが助かりました」と
直接的に相手へ日々の感謝を伝えたり
「○○さんが○○さんのことを褒めてたよ」と
間接的にでもポジティブな行動をしていれば
大きな悩みにはなりにくいなとも感じています。

それでも保育士の仕事は面白い

以上が職場の人間関係に悩む人に伝えたい内容ですが
嫌な部分だけでなく楽しくやりがいのある部分も
知ってほしいなと思います。

”こども達に楽しさと学びを届けられる”
→これが僕の1番のやりがいです。

このようなやりがいを失わない為にも
どうしても心が疲弊したら
転職や独立も視野に入れていいと思います。
会社員であればチームワークが必須ですが
最近ではキッズラインなどでシッターで独立する人も。
自分のやりたいことが明確な方は
挑戦するものアリだと思います。

当サイトでは転職を視野に入れている人向けに
キャリアアップする転職方法の記事もあります。
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興味があれば他の記事も読んでみてください。
今回は以上とします。


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