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【こども業界未経験の新人職員さん向け】子どもの癇癪行動が起きた時の5つの対応方法

業界未経験の新人職員
「職場で子どもが癇癪行動を
している時の対応方法を
教えてください...!」

先輩保育士
このような疑問にお答えします。

yama

タイトル通りこどもの癇癪行動にお悩み解決の記事です。
僕自身が新人の頃の悩みでもあります。

基本的に子ども自身の伸び伸びとした活動を望んでいますが
時にはトラブルで癇癪行動が起きてしまいます。
子ども自身の自立支援に繋がる対応方法を知ることで
業界未経験だった僕でも落ち着いて

少しづつ対応できるようになりました。

今回の記事では以下の内容をまとめます。

本記事の内容:3つのテーマ
①:癇癪行動が出やすい場面
②:癇癪行動が起きた時の対応方法
③:そもそも癇癪行動を減らすためできること

簡単な経歴だけ載せておきます。

この記事を書いた人
 ≪この記事に関する経歴≫
 ・療育系保育士
 ・100人以上の自立支援を経験
 ・子育て系の読書を月3冊以上

発達が気になるお子様やグレーゾーン呼ばれる
お子様との関わりを中心に
自立支援のサポートをしています。

読者の方へメッセージ
お子様によって相性があるので
100%上手くいく保証はありません。
ですが、引き出しの1つとして持っておくと
相性の良いお子様には
役に立つときも来るかもしれません。
また、支援には信頼関係が不可欠ですので
気になる方はこちらの記事から読んでみてください。

【営業術から学ぶ】子どもとの信頼関係の築き方|
  初級編・中級編・上級編を保育士向けに解説

それでは見ていきましょう。

子どもの癇癪行動が出やすい場面3つ

癇癪行動は大体イレギュラーで発生する為
支援者としても「どうしよう...。」と焦ってしまいます。

予め癇癪行動が起きやすい場面を知り、
「この後起きやすいかもだから気を付けよう」と
心の準備が出来ていれば落ち着いて対応可能です。

以下、実際に経験した癇癪が起きやすい場面です。

■癇癪が起こりやすい場面
・その①:勝ち負けで負けた時
・その②:人と意見の違いが起きた時
・その③:思い通りにいかなかった時

事前に想定できる場面に関しては
先に対策しておくことで
子ども自身も癇癪行動をせずに
楽しく過ごせた経験の積み重ねになります。

子どもの癇癪行動が起きた時の対応方法5つ

癇癪行動が実際に起きた場合。
対応方法の考え方として現状でのお子様に合った
方法を判断して選択してもらえると良いと思っています。

■癇癪への対応方法5つ

✔その①:落ち着くまで待つ
癇癪中の子どもは興奮状態なので
下手に刺激を提示すると悪化してしまったりします。
「落ち着くまで側で待ってるね!」など
一声を添えて待っていると効果的でした。

✔その②:代替案
癇癪時に自傷行為や他害なども見られる時には
1つのステップでたたいても安全なクッションに
代替案を提示して回数や場所を決めながら
どうするかを一緒に考えて決めます。

✔その③:アイメッセージ
「○○しないで」と指導するのではなく
「私はこう思うから嫌な気持ちになるよ」と
適切な行動を促したい時に使える声かけです。

✔その④:話題転換
落ち着き始めた頃に有効な場合もある方法です。
癇癪時には負の感情でぐるぐる思考してしまいます。
興味のある話題で話題転換することで
引きずってしまう気持ちを緩和することもできます。

✔その⑤:落ち着けたことを褒める
どれだけ時間が掛かっても
落ち着くことができたなら
「落ち着くことができたね!良かったよ👍」と
褒めてあげると成功体験として積み重なります。

成功体験を積み重ねていくと
支援者がそこまで言葉がけをしなくても
自身で切り替えることができる子どもたちを見てきました。


もちろん人に頼れることも大事なスキルなので
頼りたい時には「助けてほしい」とヘルプサインを
出せるように助言するのもアリだと思います。

子どもの癇癪行動を減らすためできること3つ

そもそも子どもの癇癪行動が起きないようにまたは
減らせられるようにやってきた3つの工夫があります。

■癇癪行動を減らす3つの工夫

✔その①:事前シミュレーション
事前にその場面を想像して見通しを持たせます。
例えば勝ち負けがありそうな場面で
もし負けてしまった時を考えてみてもらいます。
「その時お友達に嫌なことを言う?」
「部屋の壁を叩いてしまう?」など質問をします。
初めから100%上手くいかない時もありますが
繰り返すことで定着して落ち着く子もいました。

✔その②:環境設定
子どもがいる施設設備の配置
支援員の人員配置など
子どもを取り巻く環境を操作して
落ちつける環境を整えます。
例えば順番にこだわりがあり癇癪行動をするなら
子どもたちが同時にできる環境を整えて
そもそも順番が生まれないようにするなどです。

✔その③:ルール設定
例えば自由遊びの時間などで
「お友達と使うものが被ったら順番で遊ぼうね」と
ルールを決めておくと思い通りにならなくても
癇癪行動までにはならない場合もありました。
コツとしては子どもにルールを理解してもらい
自分の言葉で言って確認が出来たら
自分の言葉に責任が発生するので効果的でした。

このような配慮をしていたとしても
ぶっちゃけ癇癪行動は起きる時もあります。

ですが癇癪行動も今後も社会で生きていく
子どもたちの自立支援の成功体験となるので
必要な時間として取り組むことをオススメします。

今回は以上となります。


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