

本日はこのようなお悩みにこたえるべく、実際に実技試験で『音楽』を選択し、合格された知り合いの方に対策方法について色々と聞きました。※今回合格された人はピアノで受験されています。
本記事の内容
- 『音楽』を受験して感じた合格のコツ
- 練習用ピアノの選び方
- 楽譜の選び方
僕自身は地域限定保育士試験(一部の地域のみ実施)を受験して実技試験は免除されて実技講習を受けました。そちらの方法はまた別の記事にもありますので、良ければ読んでみて下さい。
参考:【実技試験を免除する方法も解説】社会人からでも保育士の資格を取得する方法
目次
音楽を受験して感じた合格のコツ

実技試験の音楽はこのような試験内容です。
ピアノ、ギター等の楽器を用いて指定の課題曲を2曲弾き語りを行います。課題曲は年によって変わりますが、『ゆりかごの歌』、『あひるの行列』等の童謡になります。では、早速ですが『音楽』で合格するための大切なことを教えていただきました。
~以下、取材内容~
『実際に受験して、働きながらもそれなりに練習してきたつもりでしたが、やはり試験当日はとても緊張して、思うように弾いて、歌うことはできず、声が裏返ったり、かすれた声になったりしました(笑)。それでもこどもたちが目の前にいる事を想定していたので、下手なりに笑顔で元気よく歌い切りました。審査をして下さった先生にもきちんと挨拶をして、後は元気さを評価してくださることを祈って会場を後にしました。試験が終わった直後は、不合格と思っていたのですが、試験結果が届くと、まさかのギリギリではありましたが、合格していました!』

取材させていただき、ありがとうございました。
今回の取材で分かったことは、上手く弾くことだけでなく、どうやら保育士としての立ち振る舞いも評価ポイントになっているようです。審査してくださる人もやはり人なので、きちんと挨拶をしたり、笑顔で歌っているのが、好印象に写ったのかもしれません。
ピアノの選び方・買い方のコツ

音楽を受験するにあたり練習用のピアノが必要になるかと思います。ピアノの選び方についてもお聞きしたので共有します。
ピアノ選びの3つのコツ
- ピアノの種類を把握しよう
- 移調が出来るピアノを選ぶと安心
- サイズ感も気にしておこう
ピアノの種類を把握しよう
電子ピアノ(価格帯:5万円~)
電子ピアノの特徴
- グランドピアノのような演奏感を再現したもので、鍵盤のタッチに少し力がいる。
- ピアノを本格的にしていきたい人向け。
キーボード(価格帯:1万円~)
キーボードの特徴
- 鍵盤数が電子ピアノと比べると少なくコンパクト、鍵盤のタッチは優しくても音が鳴る。
- ピアノを手軽に日常に取り入れたい人向け。
ロールピアノ(価格帯:5000円~)
ロールピアノの特徴
- 折りたたみ収納ができるとにかくコンパクトなピアノ。鍵盤のタッチはピアノとはもはや別物。
- 低価格なものが多いので、音楽を楽しみたい初心者や子供向け。
今後、試験以降にも活用方法なども考慮は必要ですが、保育士試験の音楽を合格するために用意をするなら、価格は抑えつつしっかり練習にもなるキーボードを選ぶとおすすめです。
※参考:実際購入して使っていたキーボードのCASIO(CT-S200)
移調が出来るピアノを選ぶと安心
保育士試験の音楽の実技試験はキーの変更も可能です。
その為、もし課題曲が少し歌いにくいと感じる人は、キーを変更して演奏することで歌いやすくなることがあります。
安さだけで選んでしまうと鍵盤数が少なくて思うように移調できないこともありますので注意が必要です。
サイズ感も気にしておこう
ピアノを買った後に一番悩んだのが収納です。
ピアノは決して小さいものではないので、お部屋の圧迫にもなります。なので、使い終わった後もきちんとお部屋に収納できるサイズのものを選ぶと良いですよ。
楽譜の選び方・買い方

ピアノを購入した後、楽譜についてもどのようにして手に入れるか悩むポイントかと思います。
おすすめは以下の2種類です。
- ぷりんと楽譜
- 桜子先生のダウンロード教材
ぷりんと楽譜
ぷりんと楽譜は1曲単位から楽譜を購入できるサービスです。
初級~上級までさまざまな難易度の楽譜がそろっており、YouTubeチャンネルで楽譜の難易度も確認してから購入することができます。
コンビニで印刷や自宅で印刷など手に入れる方法もとても簡単です。
桜子先生のダウンロード教材
保育士試験を勉強されている方ならご存じの方も多いかもしれませんが、桜子先生は保育士試験受験生をサポートしている先生です。保育士試験に合格することに特化した楽譜になるので、難しすぎず、簡単すぎないレベル感になります。
まとめ:実技試験『音楽』の合格のコツ

今回取材させていただいた内容をまとめると以下の通り。
- 試験本番は多少失敗しても元気よく保育士らしく振舞うと良い
- ピアノ選びは種類、鍵盤数、サイズを確認しておこう
- 楽譜のおすすめ購入方法は2つで、自分のレベルに合ったものを選ぼう
初めての受験は緊張もしますし、上手くいくことの方が難しかったりもしますので、せめて元気よく保育士さんらしさを発揮できるようにしてみてくださいね。
今回は以上です。他の実技試験についても取材できましたら投稿するので、ぜひ当サイトをブックマークにするか、Twitterのフォローなどよろしくお願いします。