【放デイ管理者が推薦】放課後等デイサービス職員1年目の教科書

どうも!やまゆーです^^

この度は本記事に興味を持って頂いてありがとうございます。

この記事に興味を持って頂いているということは既に放課後等デイサービス(以下、放デイと言います)について知っているとは思いますが、なんとなく筆者である僕自身に『どんな人なのかな?』と関心を持って見て頂いていて、まだ知らない方の為に簡単にご説明します。

✔放課後等デイサービスとは?

✅業種:児童福祉

✅利用者:受給者証を交付された原則18歳以下の児童

✅仕事内容:療育でこども達を支援します

ざっと上記のような感じなのですが、要は障がいを持つこども達の遊びや勉強、日常をサポートするお仕事です。

僕はこの放課後等デイサービスで普段お仕事しています。

✔やまゆーのプロフィール

やまゆー
はじめましての人も宜しくお願いします。

✅放課後等デイサービスの現役児童指導員

✅毎月3冊以上の読書をしています

✅Twitter、Instagram、ブログ、YouTube等発信活動もしています

≻≻詳しいプロフィールはこちら

実は放デイの経歴としては2年目で、年数だけではもしかすると未熟だと思われる人もいるかもしれません。ですが、休日でもこどもの支援について考え、毎月3冊以上の書籍を購入して読み、他の職員よりも時間とお金を費やしてきた自負があります。

結果、多くのこども達と信頼を築くことができ、仕事がさらに楽しく感じるようになりました。

そこで、僕が時間とお金を投資して培った知識をブログで公開することにします

1か月以上の製作期間

✅14,000字以上の情報量の充実

✅放デイ管理者からも高評価

本記事は1ヵ月以上の製作期間を経て、14,000字以上もあるボリュームのある内容となっており、かなり熱を込めて作成しています。作成後、知人の放デイ管理者にも読んで頂き、高評価を頂きました。読んだ後、あなたの仕事が以前よりやりやすくなった!もっと楽しいと思えるようになった!このような報告を頂ければ幸いです。

はじめに

✔本記事を書く理由

結論から申しますと、放デイの職員の専門性に伸びしろを感じたからです。

放デイには障がいを持つこども達が多く通います。健常児の子育てでも大変なわけですから、もちろん全員に当てはまるわけではないですが、障がいがあるとより大変なことだと分かっていただけるかと思います。

つまり、放デイは”最難関の子育ての現場”だと思っています。

しかし、正直放デイ職員のレベルはまだまだ伸び代しかない状態だと現場にいると感じます。

✅叱ってしつけをするのが子育ての基本

✅社会に出たら必要だから、集団行動を乱す行動は指導

このような本当に正しいか分からない常識を持ち、毎日こどもを叱ったり、こどもが拒否してても強引に指導したりしていると、こどもだけでなく職員も辛い思いをしますよね。

もっと子育てはハッピーにするべきだと思います。決してお金持ちになれる職業でもない中で、あなたがこの仕事を選んだのは”こどもとハッピーな生活を送りたい”と考えたからではないでしょうか?

特に放デイ職員1年目は真っ白なキャンバスのようなものです。『こどもが好きだから』このようなピュアな気持ちを持って就職される人がほとんどです。そんな1年目の人の気持ちをもっとハッピーにしたい。そして何より放デイ業界をより明るく希望が持てる場所にしたいと思いました。

これが僕が本記事を執筆に至った理由です。

第1章:放デイ職員1年目のこどもとの関わり方

やまゆーさん、こどもって何考えているのか分からなくって、関わり方が分からない時があります...

悩む人
やまゆー

確かに大人の目線で言えば、『どうしてこんなことをするのだろう?』と思うことはありますよね。それを放デイ職員が理解するには、まずはこどもを知ること、障がいを知ることが大事かなと思います。

本章では、こどもとの関わり方について知っておいて欲しいことを書いています。僕自身1年目の時も苦労したことがあります。ですが、きちんと正しい関わり方さえ知っていれば、こども達は徐々に心を開いていってくれます。

心を開いた後の療育は、やりやすさも効果も全く違う物になります。

こどもの2つの性質を理解する

まず知っておいて欲しいことは、こどもと関わる仕事をする上で、こどもには2つの共通の性質があるということです。この性質を活用すれば、支援のやりやすさはこれまでと段違いに改善されると思います。

✅こどもは大人のマネをしたがる

✅こどもは楽しいものに引き寄せられる

こどもは大人のマネをしたがる

やまゆーさん!1つ目のこどもの性質って何ですか...?

悩む人
やまゆー

1つ目は『こどもは大人のマネをしたがる』ということですね!マネというのは、ヒトが生物の生存本能として生きていくために備わった機能なのかもしれません。

大人が考えているよりもこどもは大人たちをよく観察しています。見たものをどんどん知識として蓄えていきます。その知識のストックから、物事を判断し行動するようになります。

例えば、大人がこどもに対し『お前』と呼んでしまえば、こどもは自然と学習し、友達に対しても『お前』と言ってしまったりします。

この性質を活かすのであれば、どんどんマネて欲しいことをまずは大人が実践するというスタンスが大事です。日常での声掛けもこども達がマネするかもしれない。そのようにほんの少し意識を持つだけで変わります。

以前僕がとあるこどもに『○○くんってさ、本当興味あることを覚えるの速いよね。博士みたいで凄いね。』と話した時、近くで別のこどもがどうやら聞いていたようで、全く同じセリフを後日伝えていました(笑)

背中で語る教育に今日から取り組んでみよう。

こどもは楽しいものに引き寄せられる

やまゆーさん!2つ目のこどもの性質って何ですか?

悩む人
やまゆー

2つ目は『こどもは楽しいものに引き寄せられる』ってことですね!実はこどもってお笑いコンテストの審査員くらい笑いや楽しいものに敏感なんですよ。

こどもが行動をする時の判断軸は『楽しいor楽しくないか』この2択なんですよね。

この性質を活用するには、ユーモアある雰囲気作りが大事です。ただ笑うという単純なことでも効果はあります。

僕の成功体験としてあるのが、『遊びやレクリエーションは誰よりも職員が楽しむこと』でした。大人が楽しんでいるだけで、こどもたちは何が面白いのかな?気になる!と普段興味を示さなかったこどもも参加するようになりました。

一緒にいると楽しい!このように思うようになると、心の距離はグッと縮まります。

障がい特性を理解する

放デイは基本的に障がいを持つこどもが通う施設です。なので、障がいについての理解は必ず必要です。

しかし、いざ就職してみると研修などはなく、いきなり現場に放り出されるなんて施設もそう珍しくはありません。障がいについて理解ができていないと、お互いがイライラすることもあるので知っておきましょう。

放デイに多く在籍するこどもの障がい

  1. 注意欠如・多動性障がい(ADHD)
  2. 自閉症スペクトラム症(ASD)
  3. 学習障がい(LD)

多くのこども達はいずれかに当てはまることが多いです。個人によって併せて持っているケースや、特性が違う場合もありますがそこは日常の関わりから見極めてみるようにしてください。

注意欠如・多動性障がい(ADHD)

注意欠如・多動性障がい(ADHD)について何を知ればいいのか分かりません。

悩む人
やまゆー

そうだね。まずはADHDの特徴を知っておくことと、その特徴を生かすためにはどのような支援ができるか考えてみよう。

注意欠如・多動性障がい(ADHD)の特徴

✅周りを見ていない

✅興味があればすぐに行動に移す

実は世の中の成功している経営者はADHDである人が多い。とも言われています。その理由としてはADHDの人は、興味を持ったことにはとことん追求していく習慣が身に付いていることが多いからです。事実僕が出会ったADHDの飛行機が大好きなこどもは海外の航空機や航空会社など、小学生にして一般人が知りえない領域まで知識を身につけていました。

ADHD特徴の活かし方

このような子たちは興味を持たないと、とにかく行動を起こしません。話しをしても無視することも度々見られます。しかし、強みは1度興味を持つことができれば追及できること。関心度が高そうな内容を声掛けに織り交ぜると、反応がとても良くなります。

先ほど述べた飛行機が大好きな子は、名前を呼ぶときに『○○機長!』と変えただけで、反応率、反応スピードがとてつもなく改善されたことが今でもとても印象に残っています。少し興味を持てる工夫をしてみてはいかがでしょうか。

自閉スペクトラム症(ASD)

自閉スペクトラム症について何を知ればいいのかよく分かりません。

悩む人
やまゆー

これもまずは自閉スペクトラム症の特徴を知り、その特徴を活かす方法を考えていこう。

自閉スペクトラム症の特徴

✅こだわりが強い

✅周りに関心がない

特にこだわりについては他人には理解されない様なこだわりも時には出てきます。僕が出会った子では、毎日同じ遊びをしていたりする子もいました。しかも遊び方も変わっていて、おもちゃをただひたすらに前後に動かすということを繰り返していました。

初めて見る人にとっては理解しづらい遊びではあるのですが、この子たちの世界観では、僕らがゲーム機で遊んだりする娯楽と同等もしくはそれ以上の楽しさがあるのかもしれません。なので、出来る限りこだわりは一度受け止めてあげましょう。

自閉スペクトラム症特徴の活かし方

この子たちの強みはマイルールはしっかりと守れることです。自分で決めたことは意地でも貫きたいと思っていることが多いです。そこで大事なのはルールを自分で決めてもらうことです。例えば、勉強することを渋ったら、いつから始めようか?と自分で始める時間を決めるようにします。すると、時間通りに勉強を始めだすことがありますよ。

中にはルールを一緒に決めるのが困難なこどももいるかと思いますが、まずはこだわりを受容することから始めてみてはどうでしょうか。

学習障がい(LD)

学習障がいについて何を知ればいいのか分かりません。

悩む人
やまゆー

これも同様、まずは学習障がいの特徴をよく知り、その活かし方について考えてみよう。

学習障害の特徴

✅読み書きが苦手

✅数を数えるのが苦手

知的な遅れはないケースが多く、読み書き能力や、計算能力など一部著しく苦手なことがあります。このような子たちに勉強を教えていると、非常に学びになることもあります。そもそも『あ』はなぜ『あ』なのか。そもそも『1』はなぜ『1』なのか。

学問は突き詰めれば突き詰めるほど、はてながいっぱいです。僕らはいつの間にか文字や数字とはこういうものだと捉えることができていますが、LDである子たちはもしかしたらこのような思考の泥沼にハマっているのかもしれません。

学習障がい特徴の活かし方

この子たちの強みは知的発達はしっかりしている場合が多いので、社会生活において活躍してくれることが期待できます。例えば、年下の子の面倒を見てくれていたり、積極的にお手伝いをしてくれたりすることがあります。勉強についてはスモールステップでできることから徐々にやっていくことと、日常の中で関心度の高いものを事例に考えさせるなどをしながら長期的視野で支援していくことを心掛けてはいかがでしょうか。

※現在では学習障がいを『限局性学習症』(げんきょくせいがくしゅうしょう)とも言ったりします。

こどもとのコミュニケーションで大事にしていること

ここからはこどもとコミュニケーションをする上で大事にしていることをご紹介します。もしかしたらあなたの普段の悩みも解決できるかもしれません。

日常の7つの大事なこと

日常の7つの大事なこと

①こどもを叱ることはアリ?ナシ?

✅②こどもの問題行動はどのように改善する?

✅③こどもとの信頼関係の築き方

④何を言うかより誰が言うかが大事な時がある

⑤言葉だけがコミュニケーションではない

✅⑥こどもの長所を見つけるには?

✅⑦声掛けの力は凄い!

✅①こどもを叱ることはアリ?ナシ?

こどもについつい叱ってしまうのですが、これも教育的には当然ですよね...?

悩む人
やまゆー

正直こどもを叱ることはよくありません。しかし、時にはそうも言ってられないのも事実です。どの場面で叱ることが有効な手段となるのか基準を持ち、そのバランス感覚を養うことが大切です。

こどもが勉強を中々始めようとしない。言ったことを守ってくれない。このような場面では、ついついこどもを叱ってしまうこともありますよね。

実は入社1年目の僕も同じようなことをしたことがあります。なぜなら、こどもに嫌われてでも根気強く叱り続けることでいつか行動が改善されると思っていたからです。

しかし、それは間違った常識であることに気が付きました。

なぜなら僕自身整理整頓が苦手なのですが、母親からは『片付けしなさい!』とよく叱られていました。しかし、結果として叱られ続けて10年以上たつ今現在も改善されていません(笑)あなたも叱り続けられているけどなかなか改善できないことってありませんか?

そう思うようになってからは叱る際には条件を付けることにしました。

叱る時の条件

✅緊急性がある時

✅信頼関係を築いている時

叱るという行為は基本的には不要だと僕は思っています。しかし、道路を急に飛び出したり、八つ当たりで他害をしてしまったりする場面では、”注意を引く”という意味では時には必要な場面も出てくるかもしれません。また、信頼関係がある人の叱りは素直に聞き入れてくれる可能性がグンと上がります。叱る前にこどもが自分にどんな印象を持っているのか客観視してみましょう。

そのバランス感覚を1年目である今の内から意識して身につけておくと良いですよ。

✅②こどもの問題行動はどのように改善する?

叱るのがダメならどのように問題行動は改善するのですか?

悩む人
やまゆー

良い質問ですね。問題行動を改善するには、心にゆとりを持つことと、こどもの気持ちを動かすことが大切です。

こどもたちの問題行動を改善する手順チェックリスト

✅1.本当に問題行動なのか再度検討する

ここで大事なのは、職員だけで検討するのではなく、こどもに耳を傾けることです。例えば、ご飯を遊び食べしてしまうことが問題行動だったとしてこどもに『どうしてご飯で遊びたいの?』と聞くと、ご飯を食べる時間=つまらない時間と思っているかもしれません。ご飯の時間も楽しみたいと思うことは果たして本当に問題なのでしょうか?

✅2.問題である理由を理解してもらう

頭ごなしの叱りは行動に問題があるという本質的な理解にはつながらない為、こどもにはなぜそれがダメだったのか理解してもらう必要があります。先ほどの例ではこのような説明も良いかもしれません。『ご飯の時間を楽しみたいのは分かった!けど、ご飯で遊んでいると、大好きなおかずを落としてしまうかもしれないから、ご飯で遊ぶのはやめた方がいいと思うんだ。』

✅3.改善案を一緒に考える

改善案も職員の判断で決定しては意味がありません。こどもと職員、両者が納得できる形で意見をすり合わせていくのがベストです。先ほどの例で言うと、このような提案をしてみても良いかもしれません。『ご飯の時間がつまならいって教えてくれてありがとう!じゃあ、ご飯の時間も楽しめるように好きなアニメの会話を楽しみながら食べてみようか!』

『ご飯で遊んではいけません!』などのように叱らなくても、このように行動が改善された方がお互いハッピーな気持ちになりませんか?

✅③こどもとの信頼関係の築き方

どうすればこどもと信頼関係を築くことができるのでしょうか。

悩む人
やまゆー

こどもと信頼関係を築くためのヒントはあなたならどのような人を信頼関係を築くのかということです。

療育をするにあたって信頼関係は不可欠です。しかし、簡単に信頼関係と言ってもどのように築いていけばいいのか分からないこともありますよね。1つ質問をしますが、あなたならどのような人を信頼しますか?

僕ならこのような人を信頼する傾向があります。

✅自分をよく褒めてくれる人

✅話が合う人

✅自分と向き合い続け、困ったときには手を差し伸べてくれる人

こどもに同じ質問をしても言語化は難しいでしょうが、同じような答えが返ってくると思いませんか?つまり、自分が信頼しようと思う人の行動をマネしてみましょう。

こどもをよく観察し、細かいポイントでも褒めるように心掛け、こどもの話題に出たものは1回は見たりやったりしてみたり、学校や家庭での悩みに耳を傾けるように心掛けています。

もちろんこれをすれば必ず信頼関係が築けるという魔法ではないのですが、僕自身このようにし始めてからこども達が約束を守ってくれるようになったり、新しいことに挑戦してくれたり、僕の声に耳を傾けてくれることが増えた実感があります。

✅④何を言うかより誰が言うかが大事な時がある

何度声掛けをしても聞いてもらえず、イライラしてしまいます。

悩む人
やまゆー

そのような時もありますよね。1つ助言をするなら、必ずあなたがその子に声掛けしなければいけないと思う必要はありません。

こどもの問題行動を改善したい時、自分一人ではどうにもならない時があります。こどもと上手く信頼関係を築けていないなど理由は様々あると思いますが、そのような時、1人で背負い込む必要はありません。

自分よりも信頼している人、心を開いている人に声掛けしてもらえるようにお願いするのも1つのやり方です。放デイには色んなこども達が在籍しています。全員と信頼関係ができるのは理想ではありますが、人間やはり相性というものがありますし、現実ではそう簡単にいかないこともあるでしょう。

『この人が言うなら』と思える人にされる声掛けは最も効果を発揮します。その子の為だと思って周りの職員に頼ってみてはどうでしょうか。

✅⑤言葉だけがコミュニケーションではない

声掛けしても上手く言葉が伝わっていない気がします。

悩む人
やまゆー

コミュニケーションの取り方は言葉以外にも様々あるので、試してみてはどうですか。

コミュニケーションの取り方は言葉以外にも筆談、手話、ボディランゲージ、絵カードなど様々あります。

ついつい言葉だけで指示をしてしまうのですが、放デイには発声が苦手、言葉の理解が苦手、気持ちを言葉で表現するのが苦手、そのようなこどもがいることもあります。

言葉だけがコミュニケーションではないということを知っている人は多いのですが、実践している人はまだまだ少ないです。当ブログサイトで日常でよく使う手話を解説している記事がありますので参考にしてみてはいかがでしょうか。

>>放デイ職員が日常で使える手話

✅⑥こどもの長所を見つけるには?

こどもの長所がよくわかりません。見つけやすくするコツはありますか。

悩む人
やまゆー

なかなか長所と探そうとすると、見つからないですよね。そんな時は視点と発想を変えてみましょう。

子育てにおいて得意を伸ばしていった方がいいとよく言われます。しかし、いざ探そうと考えてもなかなかこども達の長所がパッと分からない...!そのような時は短所に目を付けてみて下さい。

なぜなら、長所と短所は表裏一体だからです。

そして人間は長所よりも短所の方が見つけやすい性質があるので、意外と短所に目を向けた方が長所は見つかることもあります。

例えば、『周りが気になりやすく、集中できない』このようなこどもの場合、『周りの変化に敏感で些細な変化にも気づくことができる』このように同じ内容でも長所に変換することができます。

これを日常の中で取り入れることができれば、こども達の長所が見つかると思います。

✅⑦声掛けの力は凄い!

放デイ職員が成長するには何が大事だと考えていますか?

悩む人
やまゆー

そうですね。放デイ職員には声掛けの凄さに気づき、その質にこだわる姿勢が大切かなと思います。

僕が放デイ職員に最も知っておいて欲しいことは声掛けの凄さです。

『えっ、そんなこと?』と思うかもしれないですが、放デイ職員1年目の方には是非、声掛けの質にこだわって仕事をしてみて欲しいなと思っています。

なぜなら、声掛けでこどもの人生が変わるからです。

✅声掛けが変わると、やる気が変わります。

✅やる気が変わると、行動が変わります。

✅行動が変わると、習慣が変わります。

✅習慣が変わると、人生が変わります。

ね?大げさとは言えないですよね?

実際現場でも声掛けの凄さは実感していて、とあるこどもが学校の宿題を取り掛かるのに時間がかかっているのが課題となった時がありました。他の職員さんは『○○くん、宿題頑張って』や『宿題しないとおやつの時間に間に合わないよ』このような声掛けをしていましたが、どうも本人には響いていない様子。

そこで僕は『宿題してないけど、何かあったの?』とまずはヒアリングをすることにしました。すると、『宿題おもしろくない』と正直な気持ちを伝えてくれました。漢字の宿題だったのですが、『じゃあ、僕とどっちが速く書けるか勝負して一緒に頑張ろう!』このように声掛けをしました。すると、このゲーム性に興味を持ったようで、ゴロゴロしていた姿勢を正し、急に漢字の宿題に取り組み始めました

その後、以前とは見違えるほど早くこなすようになり、その子の人生をほんの少し変えれたと思っています。

遊びの3つの大事なこと

遊びの3つの大事なこと

①休日の過ごし方に遊びのヒントがある

✅②大人も楽しめて、楽しそうと思わせることが大事

✅③おもちゃの取り合いになったら?

✅①休日の過ごし方にも遊びのヒントがある

レクリエーションやイベントを考えるのですが、あまり思いつきません。

悩む人
やまゆー

そんな時はあなたの休日の過ごし方に目を向けてみてはいかがでしょうか。

放デイ職員は普段レクリエーションやイベントを企画することもあるかと思います。そんな時、いいアイデアが思いつかないな。と困ることもあるのではないでしょうか。

そんな時はご自身の休日の過ごし方にヒントがあることもあります。

例えば、以前お出掛けしたところが楽しかったから、こども達も連れて行ってあげよう。テレビで紹介してたこんな遊びがあって面白そうだから今度レクリエーションでやってみようなど、休日でも少しアンテナを張っておくと、仕事で活かせることも沢山出てきます。

以前試したのが、ダウンタウンさんのTV番組『ガキの使いやあらへんで』で観たモルックというマイナースポーツを施設で取り入れてみたところ、大人気レクリエーションの1つになりました。作り方は以下のリンクから見れます。

≻≻木材不使用の低価格手作りモルックの作り方

✅②大人も楽しめて、楽しそうと思わせることが大事

放デイに通ってくれているこども達が楽しめているのか気になります。

悩む人
やまゆー

療育は楽しめる環境でありたいですよね。楽しめてなさそうなこどもがいるなら、職員から遊びに誘ってあげると良いきっかけになるかもしれません。

こども達の遊びに関して放任していませんか?

自分で好きな遊びを見つけることは理想ではありますが、0の状態から見つけるのはなかなか難しいものです。そんな時は遊びに誘ってみてはどうでしょうか。

ただし職員も楽しめることが望ましく、大人が楽しそうにしていると、興味を持ちやすくなります。

✅③おもちゃの取り合いが起こったら?

おもちゃの取り合いが起こった時の対処法が分かりません。

悩む人
やまゆー

おもちゃで取り合いが起こってしまう場合は、気持ちが落ち着くような環境で2つの対処法で試みてみると良いかもしれません。

遊んでいる中でおもちゃの取り合いが起こることもあるかと思います。特にこだわりが強く遊び方違うために、トラブルになることもあるでしょう。

そんな時どちらか一方の味方になる必要はありませんし、きつく注意する必要もありません。

✅一緒に遊べるように意見を調整する

✅時間を決めて交替で遊ぶ

職員の役割はこども達の意見の代弁してあげることです。自分の気持ちを説明できるこどもに限定されますが、お互いの意見が理解できるように噛み砕いて説明し、双方の理解が得られるように努めてみましょう。

それでもお互いが納得できない場合、時間を決めて交替で遊べるようにしても良いと思います。

勉強の3つの大事なこと

勉強の3つの大事なこと

①勉強カリキュラムの考え方

✅②サヴァン症候群は自閉症患者の10人に1人

✅③こどものタイプによって必要な声掛けは変わる

✅①勉強カリキュラムの考え方

放デイの勉強カリキュラムはどのように考えたらいいですか?

悩む人
やまゆー

放デイは発達段階が様々なこどもたちがいますよね。勉強カリキュラムに関してはその程度に応じたカリキュラムで実施するのが望ましいです。

進路先の目標に応じて勉強を進めてみるのはどうでしょうか。

✅高等学校進学→国数英理社

✅高等支援学校→国数

塾ではないので、あくまでサポート的役割になると思うので、無理のない範囲で取り組みましょう。

✅②サヴァン症候群の割合は自閉症患者の10人に1人

発達障がいのこども達の中には類まれな才能を持っていることがあると聞きますが本当ですか?

悩む人
やまゆー

確かにごくまれにそのようなこども達もいます。ただし早い段階で見つけたり、社会で活かすには周りのサポートが必要です。

サヴァン症候群と言ったりするのですが、自閉症などがありながらも、ある一部分において類まれな才能を持っていることがあります。

具体的には、記憶力が非常に優れていた、計算能力が非常に優れていたりします。僕が出会った中には、自閉症を持ちながらも、数学が得意で数学検定に合格したり、大学受験ではお馴染みの数学チャート式(青)をいとも簡単に解いている子もいました。

このような人は自閉症患者の10人に1人の割合でいると言われています。もし、日常の関わりの中で、気になる能力があれば伸ばしていくとそのこの能力が開花することもあります。

ただし、全員に当てはまるわけではないので、無理な強要はしたりせず、本人の赴くままにさせてあげるようにしましょう。

✅③こどものタイプによって必要な声掛けは変わる

勉強してもらおうと促すのですが、なかなかうまくいきません。

悩む人
やまゆー

勉強を促す声掛けは1パターンでは、上手くいかないこともありますよね。

勉強のやる気を引き出すには、こどものタイプの見極めるとやりやすくなります。

✅勉強にゲーム性を出すと頑張れる子

✅大好きな人から応援されると頑張れる子

✅ご褒美があると頑張れる子

勉強のやる気を上げる方法については別記事でも解説しています。

≻≻勉強のやる気を上げる5つの方法

第2章:放デイ職員1年目の職員との関わり方

やまゆーさん!周りとの職員と上手くかかわっていくにはどのようにすればいいですか?

悩む人
やまゆー

放デイはチームでの仕事ですから上手く関係を築きたいのが正直なところですよね。

本章では、放デイ職員1年目の人が周りの職員との関わり方で大事なポイントを解説していきます。結論から言うと伝え方は違いますが、関わり方の基本はこどもも職員も同じです。

職員との関わりで3つの大事なこと

①周りの職員の良いところを見るようにする

②意見が違っても相手の意見をまず聞き入れる

③先輩職員が正しいとは限らない

✅①周りの職員の良いところを見るようにする

自分ばかり仕事を頑張っている気がして、周りに不満を感じてしまいます。

悩む人
やまゆー

お気持ちはわかりますが、目に見えている範囲で決めつけてはいませんか?

こどもに対し、良いところを見るようするのと同じで、周りの職員も良いところを見るようにしてみて下さい。

すると、普段気付けなかった、○○さんは裏でこんなことを頑張って取り組んでいるんだと気づくことができ、より相手を尊重することができるようになります。

良いなと思う所はどんどん自分に取り入れていきましょう。

✅②意見が違っても相手の意見をまず聞き入れる

職員と意見が衝突した時はどのようにすればいいですか。

悩む人
やまゆー

たとえ自分が正論であると思っていても、伝え方によっては受け入れてもらえなくなることもあります。

職員間でこどもへの対応やイベント内容で意見が食い違うこともあると思います。

例えば、『嫌いな食べ物が頑張って食べさせるべきvs嫌いな食べ物は無理して食べる必要はない』のように他の職員と意見が違う場合どのようにすればいいのでしょうか。このような場合、自分の意見を絶対正しいこととして主張することは望ましくはありません。

なぜなら大人もまたこどものような一面があるからです。他の職員に意見を否定され、プライドもあるでしょうから、素直に意見を聞き入れるとはとてもじゃないですが、思えません。

一度相手の意見を聞き入れた後、このようなメリットがある○○のような考えはどうでしょうか。このように提案してみるようにしてはいかがでしょうか。

✅③先輩職員が正しいとは限らない

先輩職員がおっしゃっていることがどうも本当に正しいのか気になります。

悩む人
やまゆー

先ほど人の意見を受け入れることが大事だと言いましたが、一概に先輩の言うことを鵜呑みにするのは危険です。

放デイ職員1年目の人は先輩職員の言うことは絶対だ。このように考えていては危険です。

正しい情報をキャッチして、判断することが重要です。

  • できないことをこどものせいにする
  • こどもだからと下に見ている
  • ○年生だからと年齢で判断する
  • 何でも指導するおせっかい職員
  • 自身が成長を諦めている職員
  • こどもが歩み寄ってくるのを待っている職員

先輩職員がしていてもあなたは正しい判断だと思いますか?

第3章:放デイ職員1年目の保護者との関わり方

やまゆーさん!保護者と上手く関わるにはどうすればいいですか。

悩む人
やまゆー

保護者は放デイに期待と不安を持っています。こどもたちの明るい未来のために一緒に頑張り、できるだけ不安を取り除いてあげましょう。

本章では、放デイ職員1年目が保護者との関わり方で大事なポイントを解説していきます。放デイの利用については最終決定をするのは保護者です。思わずこの施設なら安心出来そう。そのような気持ちにさせる保護者との関わり方を知って欲しいと思います。

保護者との関わりで3つの大事なこと

①保護者とのコミュニケーションの取り方

②少ないコミュニケーションの機会を大事にする

③放デイでできることを理解してもらう

✅①保護者とのコミュニケーションの取り方

保護者と申し送りする時にどのようなコミュニケーションを取ればいいのか分かりません。

悩む人
やまゆー

保護者が欲しい情報を届けることが大切です。

保護者はなぜこども達を放デイに預けるのか考えてみましょう。おそらく多くの人が以下のどれかに当てはまるのではないでしょうか。

保護者が放デイを利用する目的

✅仕事の時間を確保したい

✅療育で自立を促したい

✅自分1人では経験させてあげれないことをして楽しんで欲しい

保護者によって違うと思いますので、まずは会話の中で探ってみましょう。そのニーズに合わせたフィードバックをすることで安心して預けることができます。

✅②少ないコミュニケーションの機会を大事にする

保護者と信頼関係が上手く出来ているか不安です。

悩む人
やまゆー

分かります。こども達とは多くの時間を過ごしていても、保護者とお話できる時間は少ないですよね。だからこそ、少ない時間を大切に使いましょう。

保護者と会って話をゆっくりできる機会ってそうは多くないですよね。僕が働く施設では、車で送迎をしているので、1人当たりに話せる時間は多くて5分程度です。

その中で会話が少ないと、保護者視点に立てば、この子を通わせてて大丈夫なのかな?と不安にさせてしまいます。数少ない機会なので、コミュニケーションをできるだけ取るようにしてみてはいかがでしょうか。

コミュニケーションの質を高めるには、出来るだけオープンクエスチョン(はい・いいえ以外でこたえられる質問)で、相手の話を引き出すことを心掛けてみましょう。

✅③放デイでできることを理解してもらう

放デイに期待をしてもらうのは大変ありがたいのですが、過度な期待をされて困っています。

悩む人
やまゆー

放デイは塾でもなく、スポーツクラブでもなく役割が見えづらい部分があります。

放デイには通わせる保護者の中には、放デイは療育の場なんだからうちの子の自立できるようにしてよ!と過度な期待をされている方も時にはいます。

確かに療育により自立に向けて成長できるこどももいますが、成長スピードは様々ですし、それは放デイだけの力ではないと思います。通っている学校、家庭での協力があってこそ、そして本人の頑張りがあって成り立つと思っています。

保護者には放デイとしての役割をはっきりと伝えてあげた方が安心できますよね。

第4章:放デイ職員がさらに仕事が楽しくなるための習慣

放デイ職員がさらに仕事を楽しくするための2つの習慣をご紹介します。

✅①読書をする(インプット)

✅②情報発信をする(アウトプット)

読書をする(インプット)

放デイ職員が仕事をしんどいなあと感じる理由の1つに思う通りに物事が進まないことがあると思います。例えば、こどもに声掛けしても全然上手くいかなかったなあと落ち込んでしまう日もありますよね。

その気持ちをそのままにしたり愚痴ったりするのはやめて、本屋に直行するようにしてみて下さい。

読書をするメリット

✅悩みの解決方法が分かる

✅多様な考え方を受け入れられるようになる

仕事で伸びしろを伸ばしていくなら、情報のインプットは不可欠です。今のご時世では情報は沢山あるので、経験則に頼る子育てを辞めて、根拠のある適切な方法を現場で実践していくことで成長できるようになります。

既に読書は試したけど、わざわざ読む時間も作れないし、そもそも本読むのが苦手!という人はこちらの記事が参考になります。僕も読書が苦手でしたが、今では毎月3冊以上の読書をしています。

≻≻本を1冊も読めなかった僕が月3冊読めるようになった読書術

日々自分をアップデートしていきましょう。

情報発信をする(アウトプット)

Twitter、Instagram、ブログ、YouTube、色々ありますが、情報発信は、思考を言語化する練習としてかなり良いトレーニングとなります。

そのスキルは放デイの仕事でも、こどもとの関わり、職員との関わり、保護者との関わりの中で自分の考えを伝える時に活用できるでしょう。

情報発信をするメリット

✅インプットした知識を整理できる

✅共感してくれる仲間ができる

情報発信をすると、普段の仕事を振り返る習慣ができます。この振り返りの時間がとても重要で、『あの時こんな声掛けをしたらこんな反応だったな』このような体験が、今後の放デイでの活動に活きてきます。

その情報発信をしておくと同じ悩みを持つ人がいて、共感してくれることもあります。当サイトではブログの始め方も解説しているので参考にしてみてはどうでしょう。

≻≻パソコンが苦手な人でもできる!ブログの始め方

おわりに

最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございます。

放デイのお仕事は苦労も多いですが、その分とてもやりがいのある仕事で、僕も大好きな仕事です。

放デイ業界をもっと盛り上げるためにも個々の成長は不可欠です。僕自身も成長を止めるつもりはありませんし、これからも全力で頑張っていきます。

是非、一緒に成長していきましょう。

私やまゆーは他にも以下の活動をしています。

✅Instagram(@yamayou_life)

子育て情報や読書ライフを5分で分かる図解にして投稿しています。

✅Twitter(@YamayuChallenge)

子育て・療育に関する発信や日常のことをつぶやいています。

良ければフォローして放デイ職員に役立つ情報をチェックしてみて下さい!

ご覧いただき、ありがとうございました。

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