【児童指導員が実践!】こどもの勉強へのやる気を上げる5つの方法

悩む人

放課後等デイサービスの職員です。こどもに宿題をやるように促すのですが、なかなか取り組んでくれません。何かいい方法はないでしょうか?

今回はこのような質問にお答えします。

この質問にお答えする筆者の経歴

  • 偏差値60くらいの大学を卒業
  • 塾講師経験が2年ほど
  • 現在は放課後等デイサービスで学習指導
やまゆー

これまで50人以上のこどもの勉強を見てきました。

まず、このお悩みは前提としておそらく勉強が好きで自発的に学びたいと思うタイプではないと推測できます。そのような子に「勉強をしなさい」というだけでは、言い続けてやっと嫌々取り組み始めるか、最悪の場合、反発してきます。お互いにとってあまりいい気持ちではないですよね。

そこで、50人以上のこどもの勉強を指導してきた経験を基に、勉強のやる気を上げる方法について紹介します。

この方法で上手くいった!とか全然ダメでした!など感想もお待ちしております!

勉強のやる気を上げる方法5選

✔①一緒に取り組む

普段こどもに勉強を指導する時に、多くの人が「勉強しようね!」と声掛けをするだけで、後はちゃんと宿題をしているかチェックするだけ人が多いのではないでしょうか。

実はこれでは少し勿体ないと感じています。

大人が一緒に勉強に取り組むことで、「勉強を指導する人」から「一緒に勉強を頑張る人」というようにこどもたちの視点を変えることができます。そしてこどもには大人を観察しマネをしたがる性質があるので、大人でも勉強を進んでしている姿を見せると、一緒に勉強を始めるのです。

それではこどもに付きっきりになるのでは?という疑問もあるかもしれないですが、こどもは一緒に頑張ってくれる仲間だと思い、徐々に大人を信頼し始め、その後声掛けだけでも勉強し始めるようになることもありました。信頼を得るまでの根気強さは必要かもしれません。

一緒に取り組む時のポイント

  • 楽しんでしている姿勢を見せる
  • 速さや正確さを競い合っても良い
  • 小学生低学年に向いている

✔②目標を設定する

こどもは知的好奇心旺盛なので、「なんの為に勉強するの?」が分からないとモヤモヤします。

多くのこどもは勉強はあくまで通過儀礼であり、やらなければならないものとして思い込んでいます。ですが本来、勉強とは何かを成し遂げるために学ぶものですよね。例えば人はコミュニケーションをとる為に国語を学び、計算ができるようになって自分が人生で損をしない為に算数を学んでいます。

つまり、何のために勉強を頑張るのかという意味付けをしてあげればOKです。「お金を稼げるようになりたい」とか「モテるようになりたい」など具体的でなくても大丈夫です。

目標設定のポイント

  • 最後は本人が決める
  • 将来がイメージできる小学生高学年以降に向いている

✔③教材を変えてみる

こどもの勉強のやる気が上がらないのはもしかしたら学習教材が合っていない可能性もあります。

苦手だと思っていた科目でも指導の先生が変わると、話が面白くてしっかり授業を聴けるようになり、得意科目になることがあるように、学習教材1つでもやる気が変わることがあります。

自分で選んだ学習教材なら、大人から与えられたものよりミスマッチは防げるので、自分で選ばせることもポイントになります。

教材選びのポイント

  • 最後は自分で選ばせる
  • 使って欲しい教材がある場合、本人にとってどう良いのか伝わるようにアピールする
  • 人と一緒であることを嫌がるこどもに向いている

✔④信頼関係がある人に声掛けしてもらう

勉強のやる気を上げるにはどうしても自分1人では困難な時もやってきます。

なぜなら、勉強の声掛けはどのような声掛けをするかも大事ですが、それと同等に”誰が言うか”も大事だからです。

例えばですが、見知らぬ人に「勉強は大切だからしなさい」と言われるよりも、大好きな学校の先生に同じセリフを言われる方が効果は格段に違うのは明らかですよね。

ご自身で信頼関係を築けているのはベターですが、そうでないならその子の周りで信頼関係を築いている人に声掛けしてもらうのもアリだと僕は思います。

信頼関係がある人の声かけのポイント

  • 自分より信頼関係がある人がいる場合向いている
  • こども本人には頼んだことを気づかれないようにする

✔⑤ご褒美の設定

心理学では、「正の強化」とも言ったりするのですが、勉強をしたら褒められたなど、本人にとって勉強の先に良い事があると、勉強の行動が増えてくるという現象があります。

僕ら大人も、上司から褒められたり、欲しいものを買ったりとご褒美があるからついつい仕事を頑張っちゃいますよね。それと同じです。

ご褒美のポイント

  • 本人にとって本当に良い事でないと意味がない
  • 物よりは褒めるなどの関わりの中でのご褒美がベター
  • 結果が理想に届かなくてもご褒美はあげよう

こどものタイプを見極めよう

先ほど、勉強のやる気を上げる5つの方法をご紹介しましたが、勉強のやる気の上がるポイントはこどものタイプによって異なります。

✔こどものタイプを見極めるおすすめの1冊

大ベストセラー『ビリギャル』でお馴染みの坪田信孝先生が書かれたこちらの書籍がおすすめで、これを読めばこどもの伸ばし方が分かるだけでなく、付属のタイプ診断テストでこどものタイプ判定ができます。

さらに Amazonオーディオブック を使えば、31日間無料で1冊丸々聞くことができるので、今なら無料で1冊読めるだけでなくタイプ診断が可能です。以下の記事でAmazonオーディオブックの詳細を書いているので、興味があればどうぞ。

参考記事:【Amazonオーディオブックが優秀すぎる件】本を1冊も読めなかった僕が月3冊読めるようになった読書術

過度な勉強の押しつけはNGです

もし、紹介した方法で試して勉強できなくても叱らないでくださいね。

あなた自身の過去を振り返ってみて、勉強しなさいと言われて素直にやってこれたでしょうか?これに「はい」と答えられる人は少ないはずです。自分が出来なかったことをこどもには押し付けるのは説得力が無く、こどもとの信頼関係を傷つけてしまうので避けましょう。

これからの時代、勉強ができなくても死なないので、「勉強はプラスαで出来ればいい」くらいの感覚で接する方がお互いにとって幸せだと思います。

さて今回ご紹介した方法では、僕も実践している方法であり、勉強イヤイヤっ子に対しても最速1分でやる気を出してくれることもありました。楽しく勉強に取り組める1つの参考になれば幸いです。

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